カードがない!?すぐに行動(こうどう)しよう
お財布を開けたら、クレジットカードがない! そんなとき、あせってしまいますよね。でも、落ち着いてすぐに対処すれば、被害を防げます。
もし、落としたカードが悪用されたら、トラブルになります。そこで、クレジットカードを落としたときに、すぐにやるべきこと を紹介します。
まずはカード会社に連絡!利用を止めよう
クレジットカードをなくしたと気づいたら、すぐにカード会社に連絡 しましょう。カード会社に連絡すれば、カードの利用を止められます。
どの会社のカードでも、24時間対応の電話窓口 があるので、電話をしましょう。
連絡するときは、次のことを伝えます。
- 自分の名前
- カードの種類(VISA、Mastercardなど)
- カード番号(わからなくてもOK)
- 最後にカードを使った場所や時間
カード会社に連絡すれば、すぐに利用を止めてもらえます。もし、すでに誰かに使われていた場合でも、補償が受けられる ことが多いです。
落とした場所を思い出して探す
カード会社に連絡したら、どこでカードを落としたのか を思い出してみましょう。カードを落とした可能性のある場所に問い合わせてみる のも大切です。
- お店やレストラン(レジの近くで落としていないか?)
- 駅や電車の中(駅の落とし物センターに聞いてみる)
- コンビニやATMの周り(お金を出したあと、カードを忘れていないか?)
もし見つかれば、すぐにカード会社に連絡して、カードの利用を再開できるか確認しましょう。
警察に届け出を出す
カードが見つからない場合は、警察に「遺失物届(いしつぶつとどけ)」を出す ことをおすすめします。
警察に届け出を出すことで、あとからカードが見つかったときに連絡がもらえる 可能性があります。また、カードが悪用された場合、警察に届け出を出しておくことで、補償を受けるときに役立つこともあります。
届け出を出すときは、次の情報を伝えます。
- カードをなくした日時と場所
- カードの種類(ブランドや発行会社)
- カードの色や特徴
全国どこの警察でも対応してくれるので、最寄りの警察署や交番に行って相談しましょう。
不正利用がないか、明細をチェックする
カードがなくなったあと、誰かに使われていないか確認することも大切 です。
カード会社の公式サイトやアプリで、カードの利用履歴 をチェックしましょう。もし、自分が使っていないのに、決済されている履歴 があれば、すぐにカード会社に連絡しましょう。
ほとんどのクレジットカードには、不正利用の補償 がついています。すぐに報告すれば、被害額を取り戻せることが多い ので、あやしい履歴がないか定期的にチェックすることが大切です。
新しいカードの発行を申しこむ
カードが見つからない場合は、新しいカードを発行 してもらいましょう。
カード会社に連絡すると、無料または数百円の手数料で、新しいカードを送ってもらえる ことが多いです。
ただし、カードの番号が変わることがあるので、月々の支払いに登録しているサービス(携帯代、サブスクなど)の変更手続きも忘れずに しましょう。
これからカードを落とさないために
クレジットカードを落とすと、大変なことになります。でも、普段から気をつけておけば、落とすリスクを減らせます。
カードを落とさないためのコツを紹介します。
カードは1枚だけ持ち歩く
複数のカードを持っていると、落としたときに大変です。よく使うカードだけを持ち歩くようにしましょう。
財布にしまう場所を決める
「いつも財布のこの場所に入れる」と決めておくと、落としにくくなります。
使ったあとはすぐにしまう
カードを使ったあと、レジのカウンターやバッグの中に置きっぱなしにしないようにしましょう。
スマホの決済を活用する
スマホ決済を使うと、カードを出さなくても買い物ができます。落とす心配がなくなるので、できるだけスマホ決済を活用するのもおすすめです。
まとめ
- カードを落としたら、すぐにカード会社に連絡して利用を止める
- 落とした場所を思い出し、お店や駅に問い合わせる
- 警察に「遺失物届」を出しておくと、あとで見つかる可能性がある
- 不正利用がないか、カードの利用明細を確認する
- 新しいカードを発行してもらい、支払い登録を変更する
- 普段からカードの管理をしっかりして、落とさないように気をつける