いつもお財布(さいふ)にいくら入れていますか?
「気づいたらお金がなくなっている…」「ATMでおろしたばかりなのに、すぐ使ってしまう」こんなことはありませんか?
お財布に入れるお金の量は、人によってちがいます。でも、多すぎるとムダづかいしやすく、少なすぎると困ることもあります。ちょうどいい金額を知ることで、ムダをへらしながら、安心して生活できますよ。
今回は、お財布に入れるべき金額 とかしこい現金管理の方法を紹介します。
お財布にお金を入れすぎると、ムダづかいのもと
「お金があると、つい使ってしまう」これはよくあることです。お財布にたくさんお金が入っていると「まだ余裕がある」と思って、予定外のものを買ってしまいます。
たとえば、カフェに行ったとき「飲みものだけのつもりが、デザートも注文しまうう」など。また、スーパーで「特売だから」とつい余計なものをかうこともあります。
お金がたくさんあると、気持ちが大きくなってしまいます。お財布に入れるお金は少なめにしておくほうが、ムダづかいを防げます。
少なすぎると困ることも
とはいえ、お財布にあまりにも少ししか入れないと、いざというときに困る こともあります。
たとえば、急に現金が必要になる場面です。
- キャッシュレス決済が使えないお店
- ちょっとしたおつかいを頼まれたとき
- 交通機関を利用するとき
などです。こうした場面でお金が足りないと、あわててATMに行かなければなりません。ATMの手数料がかかると、せっかく節約していてもムダになります。
最適な金額は?
では、お財布にはいくら入れておくのがいいのでしょうか?
結論をいうと、1週間の生活に必要な金額が目安です。
たとえば、1週間に現金で使うお金が5000円なら、お財布に5000円だけ入れておきます。こうすることで、ムダづかいを防ぎながら、必要なときにはお金がある状態を作れます。
また、お札の組み合わせも大切です。
- 1万円札だけ → くずすと一気に使ってしまう。
- 1000円札だけ → 小さい金額で管理しやすい
5000円札1枚と1000円札数枚 など、バランスよく入れておきます。
ATMに行く回数を減らすと節約になる
「足りなくなったらATMでおろせばいい」と思うかもしれません。でも、ATMに行く回数が多いと、ムダにお金をおろしすぎてしまいます。
たとえば、1回に1万円ずつおろしていると「とりあえず使っても大丈夫」と思ってしまい、結果的にいつのまにか使いすぎてしまいます。
さらに、ATMの手数料がかかることもあります。コンビニATMなどで手数料を払うと、1回で110円〜220円ほど取られることもある ので、できるだけ回数をへらします。
週ごとに現金を管理する方法
お財布の中身を管理するのに、1週間分を封筒やケースに分けておく 方法もおすすめです。
やり方はかんたんです。
- 1週間分の現金をまとめて用意する
- 1日ごと、または1週間ごとに封筒やケースに分けて入れておく
- その分しか使わないようにする
こうすると「今週はあといくら使えるか」がひと目でわかります。
クレジットカードや電子マネーとのバランス
最近は、現金よりもキャッシュレス決済を使う人が増えています。クレジットカードや電子マネーを使うと、財布の中のお金がへらないので「つい使いすぎてしまう」こともあります。
キャッシュレスと現金をバランスよく使うことが大切です。
- 小さい買いもの は現金でしはらう。
- 大きな買いもの はキャッシュレス
- 交通費や毎月決まった支払い はカードで管理
このようにルールを決めておくと、お金の流れがわかりやすくなります。
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クレジットカードで対応していないお店は、ペイペイで払えることがおおいよ。ペイペイ経由のクレジットカード払いをかんがえてみよう!
まとめ
- お財布にお金が多いとムダづかいしやすい
- 少なすぎると、いざというときに困ることもある
- 1週間分の現金を入れるのがベスト
- ATMの利用回数をへらすと、ムダな出費をおさえられる
- 封筒やケースでお金を分けると管理しやすい
- キャッシュレスと現金のバランスをとると、お金の流れが見えやすい