ATMでお金をおろすとき、手数料がかかるのはもったいないですよね。でも、大丈夫です。ちょっとした工夫で手数料をゼロにできます。
ATMの手数料をゼロにするには?
自分の銀行ぎんこうのルールをチェック
銀行によって、ATMの手数料が無料になる時間が違います。平日の昼間は無料だけど、夜や土日はお金がかかることがあります。無料になる時間は、銀行のアプリやホームページで確認できます。
提携ていけいしているATMを使おう
銀行によっては、ほかの銀行やコンビニのATMでも手数料なしで使えるところがあります。「〇〇銀行の口座なら、△△コンビニのATMが月に○回まで無料」ということもあるので、どこで無料でお金をおろせるか知っておくと便利です。
ネット銀行なら手数料がかからないことが多い
ネット銀行(お店のない銀行)では、ATMの手数料が無料の所が多いです。「毎月〇回まで無料」や「特定のATMならいつでも無料」サービスをやっている銀行もあります。口座を作ると、お金をおろすたびに手数料がかかる心配がなくなります。
手数料ゼロになる条件
ATMの手数料を無料にするためには、銀行ごとに異なる条件があります。以下に、主な都市銀行、大手地方銀行、そしてゆうちょ銀行の手数料無料の条件をわかりやすくごしょうかいします。
都市銀行
- 三菱UFJ銀行:平日と土日祝日の朝8時45分から夜9時までは、三菱UFJ銀行のATMでお金を引き出す際の手数料が無料です。
- 三井住友銀行:平日の朝8時45分から夕方6時までは、ATM手数料が無料です。また、毎月25日と26日は、終日手数料が無料となります。
- みずほ銀行:平日の朝8時45分から夕方6時までは、ATM手数料が無料です。それ以外の時間帯や土日祝日は、手数料がかかる場合があります。
大手地方銀行
地方銀行の手数料無料の条件は銀行によって異なります。たとえば、京都銀行では、ネットダイレクト普通預金のキャッシュカードを使うと、セブン銀行のATM手数料が無料です。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行のATMでは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードや通帳を使ってお金を引き出す場合、曜日や時間帯に関係なく、いつでも手数料が無料です。
スマホ決済けっさいを活用しよう
お店で現金を使わなくても買い物ができることが増えてきました。スマホ決済(スマホを使って支払う方法)やクレジットカードを使えば、ATMに行く回数をへらせます。お金をおろさなければ、手数料を気にする必要もなくなります。
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まとめておろして、回数をへらそう
ATMを使う回数が多いと、それだけ手数料を払う可能性が増えます。
たとえば、1週間に1回だけおろすようにすれば、何度も手数料を払わずにすみます。計画的にお金をおろして、ムダな手数料をなくしましょう。
おわりに
ATMの手数料は、小さな金額に思えても、何度も払うと大きな出費になります。銀行のルールを知って、ネット銀行を活用したり、キャッシュレス決済を使ったりすれば、手数料をゼロにすることができます。まずは、自分の銀行の手数料が無料になる時間や場所を調べてみましょう。
まとめ
- 自分の銀行のATM手数料が無料になる時間をチェック。
- 提携ATMを活用して、無料でおろせる場所を見つける。
- ネット銀行を使うと、手数料をゼロにできることが多い。
- スマホ決済を使って、現金をおろす回数をへらす。
- まとめてお金をおろして、ATMの利用回数を少なくする。