洗剤(せんざい)がなくても、家じゅうピカピカにできる!
「洗剤がないと、そうじができない」「洗剤を使わないと、よごれが落ちない」と思っていませんか? 実は、家にあるものを使えば、市販の洗剤を買わなくても、しっかりそうじができます。
洗剤は毎日使うものなので、買い続けると意外とお金がかかります。でも、お酢や重そう(ベーキングソーダ)、せっけんなどを上手に使えば、家じゅうをきれいにしながら、節約もできますよ。今回は、洗剤を使わずにそうじする方法をくわしく紹介します。
お酢でピカピカに!キッチンや水回りにおすすめ
お酢には、よごれを落とす力と、においを消す力があります。水でうすめてふきんにつけると、キッチンのベタつきがすっきり取れます。
とくに、電子レンジのそうじにはお酢が大活やくします。カップに水とお酢を入れてチンすると、湯気でよごれがやわらかくなり、ふくだけでピカピカします。レンジの中のにおいもとれるので、一石二鳥です。
また、お酢は水あかを落とすのにも使えます。お風呂や洗面台の白くなった水あかに、お酢をつけてしばらくおき、スポンジでこすると、びっくりするくらいきれいになりますよ。
重そうでガンコなよごれを落とす
重そうは、ガンコなよごれを落とすのにピッタリです。とくに、お風呂やキッチンのしつこいよごれに使うと、とても効果があります。
たとえば、お風呂の床に重そうをふりかけて、ブラシでこすると、ぬめりがスッキリ取れます。シンクの中のくすみや、まな板のよごれにも重そうが活やくします。
さらに、重そうは消臭効果もあるので、くつの中や冷蔵庫の中においておくと、イヤなにおいを防げます。
せっけんで食器もきれいに
食器をあらうとき、いつも洗剤を使っていますか?実は、せっけんだけでもきれいになります。とくに、油ものが少ないお皿なら、せっけんとスポンジでしっかりよごれが落ちます。
市販の洗剤を使わないので、手が荒れにくく、環境にもやさしいです。
新聞紙でガラスや鏡をピカピカに
新聞紙には、ガラスや鏡をピカピカにする力があります。少し水をつけた新聞紙でふくと、ふきあとが残らず、きれいに仕上がります。
また、新聞紙はフライパンの油とりにも使えます。キッチンペーパーのかわりに新聞紙を使えば、紙代の節約にもなります。
コーヒーかすで消臭&そうじ
コーヒーを飲んだあとの「コーヒーかす」もそうじに使えます。
コーヒーかすには消臭効果があるので、天日ぼしをして乾かしたものを、冷蔵庫やくつ箱においておくと、においとりになります。
また、ぬれたコーヒーかすを床にまいてほうきでそうじをすると、ホコリや細かいゴミがからみついて、きれいに掃きとれます。
まとめ
- お酢を使えば、キッチンのよごれや水あかがすっきり取れる
- 重そうは、お風呂やまな板のそうじ、消臭にも使える
- せっけんでも、食器のよごれはしっかり落とせる
- 新聞紙は、ガラスや鏡をピカピカにするのに使える
- コーヒーかすは、消臭や床のそうじに使える