特売日って本当にお得?
スーパーのチラシや店内のポスターを見て「今日は特売日だから安い!」と思って買い物をしていませんか? でも、すべての商品が安いわけではありません。特売だからといって、つい買いすぎてしまうと、逆にムダづかいです。
本当にお得な買い物をするためには「安いもの」と「安そうに見えるだけのもの」を見分けることが大切です。この記事では、特売日をうまく活用して、ムダなくお得に買い物をするコツを紹介します。
チラシをチェックして、まずは作戦を立てる
スーパーの特売品は、新聞のチラシやスマホのアプリでチェックできます。何も考えずにスーパーへ行くと「安い!」と思って、つい買いすぎてしまいます。でも、買い物に行く前にチラシを見て「本当に必要なもの」を決めておけば、ムダづかいを防げます。
とくに、お米や牛乳、卵、野菜、肉などのよく使う食材 が安くなっている日は、ねらい目です。逆に、あまり使わない食材が安くなっていても、買っても使わずにムダにしてしまうことがあります。
「まとめ買い」のワナに注意!
特売日には「まとめ買いセール」もよくあります。「3つ買うと1つおまけ」や「5パックで1000円」といった表示を見ると、お得に感じますよね。でも、これが本当に必要かどうか、よく考えてみましょう。
たとえば、ヨーグルトやパンのように賞味期限が短いもの をまとめ買いすると、食べきれずにムダになることがあります。また、調味料や冷凍食品は長持ちしますが、買いすぎると収納がいっぱいになり、ストレスをかんじます。
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ポイントは、「今すぐ使うもの」だけを買うこと! 「とりあえず買っておこう」と思ったものは、意外とムダになりがちです。
特売の「本当の安さ」を見極める
スーパーの特売には、大きく分けて本当に安いもの と安そうに見せているだけのもの があります。見分けるポイントを知っておけば、賢く買い物ができます。
本当に安い特売品は、いつも使うもので、通常の価格とくらべて大きく安くなっているもの です。たとえば、いつも200円くらいの卵が100円になっているなら、間違いなくお得です。
一方、「○%オフ」と書かれているものは、本当に安いとはかぎりません。もともとの値段が高めに設定されていることもあり、実はそれほどお得ではないこともあります。できれば、ふだんの価格を知っておくと、特売の本当の安さを見分けやすくなります。
夕方の「値下げ品」をねらう
スーパーでは、夕方になると「値引きシール」を貼ることがあります。とくに、お肉やお魚、お惣菜などは、夜になると半額になることもあります。これをうまく活用すれば、特売日でなくても安く買い物ができます。
ただし、お惣菜やお刺身など、その日のうちに食べるもの なら問題ありませんが、長く保存したいものは、できるだけ新しいものを選んだほうがいいです。
事前に冷蔵庫をチェックする
特売日だからといって、むやみに買いすぎると、せっかく安く買ったものをムダにしてしまいます。買い物に行く前に、冷蔵庫の中をチェック して「すでにあるもの」と「足りないもの」を確認しましょう。
とくに、野菜やお肉は、冷蔵庫に入れっぱなしにしてしまい、気づいたら傷んでいた… ということがよくあります。買い物前に冷蔵庫の中をスマホで写真にとっておくと、スーパーで確認できて便利です。
買うものリストを作る
特売日には「安いから買っておこう!」と思いやすく、ついカゴいっぱいにしてしまうことがあります。これを防ぐには、買うものリストを作ること が大切です。
リストに書くときは「すぐに使うもの」「今ないもの」だけを入れるようにすると、ムダづかいを防げます。また、「今週の献立」を考えてからリストを作ると、より計画的に買い物ができますよ。
ポイントやクーポンも活用しよう!
スーパーによっては、特売日と同時にポイントが多くたまる日 や、クーポンが使える日 もあります。特売と組み合わせれば、さらにお得に買い物ができます。
とくに、月に1回や週に1回の「ポイント〇倍デー」はねらい目です。ポイントをうまくためて、次の買い物で使うと、さらに節約できます。
まとめ
- 特売日でも、本当に安いものとそうでないものがある
- チラシを見て、あらかじめ買うものを決めるとムダづかいしない
- まとめ買いセールは、必要なものだけ買うようにする
- 「○%オフ」は、本当に安いとはかぎらないので注意
- 夕方の値引きシールをうまく活用すると、お得に買える
- 買い物前に冷蔵庫をチェックして、買いすぎを防ぐ
- 買うものリストを作ると、ムダなく買い物ができる
- ポイントデーやクーポンを使って、さらにお得にする