障がい者手帳とは?
障がい者手帳(しょうがいしゃてちょう)は、体や心に障がい(しょうがい)がある人が持つことができる手帳です。この手帳を持っていると、いろいろなサポートを受けられます。
たとえば、お金の負担をへらせる割引(わりびき)や、便利なサービスをなどです
どんな割引があるの?
障がい者手帳を持っていると、いろいろな場所で割引を受けられます。
たとえば、電車やバスの運賃(うんちん)が安くなったり、映画館(えいがかん)や美術館(びじゅつかん)の入場料(にゅうじょうりょう)が割引されたりします。
交通機関(こうつうきかん)の割引
電車やバスでは、障がい者手帳を見せると運賃が安くなることがあります。たとえば、JRの電車では、障がい者割引を使うと50%引きになることがあります。
バスも同じように、割引がある地域(ちいき)があります。飛行機(ひこうき)やフェリーでも割引をうけられます。たとえば、ANA(全日空)やJAL(日本航空)では、障がい者向けの割引運賃があります。
映画館やレジャー施設(しせつ)の割引
映画館では、手帳を見せると、チケットが安くなります。
たとえば、TOHOシネマズやイオンシネマでは、障がい者手帳を持っている人と付き添い(つきそい)の人1名まで、割引料金で映画を楽しめます。
遊園地(ゆうえんち)では、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で割引が受けられます。水族館(すいぞくかん)や動物園(どうぶつえん)、品川水族館や上野動物園で手帳を見せると割引を受けられます。
美術館・博物館(はくぶつかん)の割引
美術館や博物館では、手帳を持っていると、無料(むりょう)や割引で入れることが多いです。たとえば、国立新美術館や東京国立博物館では、障がい者手帳を持つ人と付き添いの人が無料になります。
携帯電話(けいたいでんわ)の割引
携帯電話会社(けいたいでんわがいしゃ)も、障がい者向けの特別なプランを用意していることがあります。通話料(つうわりょう)や通信料(つうしんりょう)が安くなることがあるので、申し込む前に確認するとよいでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンクでは、障がい者向けの「ハーティ割引」などのサービスが用意されています。
税金(ぜいきん)の優遇(ゆうぐう)
障がい者手帳を持っていると、税金をへらしてもらえることがあります。
たとえば、自動車税(じどうしゃぜい)や住民税(じゅうみんぜい)などの負担が軽くなることがあります。
どうすれば割引を受けられる?
割引を受けるには、障がい者手帳を持っていることが必要です。そして、使いたいサービスの窓口(まどぐち)で手帳を見せると、割引をしてもらえます。どこで割引を受けられるのか、事前に確認すると安心です。
どこで手帳を作れるの?
障がい者手帳は、市役所(しやくしょ)や区役所(くやくしょ)で申請(しんせい)ができます。医師(いし)の診断書(しんだんしょ)が必要なことが多いので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
- 障がい者手帳があると、いろいろな割引が受けられる。
- 電車やバス、映画館、美術館、携帯電話などで割引がある。
- 税金が安くなることもある。
- 割引を受けるときは、手帳を見せるだけでOK。
- 手帳は市役所や区役所で申請できる。
障がい者手帳をうまく活用して、お得に生活を楽しみましょう!