お金の流れがすぐわかる!やさしく学ぶ収入と支出

貯金と節約

お金は毎日わたしたちのくらしの中を流れています。 ですが、その流れがどうなっているのかを知っている人は、意外と少ないかもしれません。 お金の流れを知ることは、とても大切です。 なぜなら、お金の流れを知ることで、むだづかいを減らしたり、貯金ちょきんをふやしたり できるからです。

お金の流れは、大きくわけると「入ってくるお金」と「出ていくお金」があります。 これを「収入」と「支出」といいます。 少しむずかしく聞こえるかもしれませんが、心配しんぱいはいりません。 ここでは、だれでもわかるように やさしく、おもしろく 説明せつめいします。

お金はどこから入ってくるの?(収入とは?)

お金は、どこからやってくるのでしょうか?

いちばん多いのは、仕事をしてお金をもらうことです。 これは「給料(きゅうりょう)」とよばれます。 お店ではたらく人も、会社ではたらく人も、みんなそれぞれの仕事をして、お金をもらっています

ですが、仕事だけがお金の入り口ではありません。 ほかにも、お金が入ってくる道はいくつかあります。 たとえば、おこづかいです。 おとうさんやおかあさんからもらうおこづかいも、お金が入ってくるひとつの方法です。

また、お金を「ふやす」という方法もあります。 これは、銀行にお金をあずけて「利子(りし)」というおまけをもらうことや、「NISA」などの仕組みをつかって、お金をふやすことです。 ですが、むずかしいしくみはあとで学べばいいので、まずは、仕事をする → お金が入る という流れをおぼえましょう。

お金はどこへ消えていくの?(支出とは?)

お金が入ってきても、そのままにしておくわけにはいきません。 くらしの中で、お金はどんどん出ていきます。

まず、大きく出ていくお金は、「くらすために使うお金」です。 家に住むための 家ちん、毎日ごはんを食べるための 食べもののお金、電気や水を使うための光熱費こうねつひなどです。 これらは、どんな人でもかならず使うお金です。

次に、「楽しむために使うお金」もあります。 たとえば、映画えいがを見たり、ゲームを買ったり、旅行に行ったりするときのお金です。 これは「よゆうがあるお金」と考える人もいます。

そして、「未来みらいのために使うお金」もあります。 学ぶための学校のひよう、病気になったときにそなえるお金、老後のためにとっておくお金などです。 これは、今すぐには使わないけれど、大事なお金になります。

お金は、気がつかないうちにどんどん出ていきます。 ですが、「何に使ったのか?」を知っておけば、お金をへらしすぎることもなくなります。

お金の流れをつかむと、どうなるの?

お金が「どこから入って、どこへ出ていくのか」 を知ると、何がよいのでしょうか?

まず、むだづかいがへります。 何にお金をつかっているのかがわかると、「これは本当に必要だったかな?」と考えられるようになります。

そして、お金を貯めやすくなります。 お金の流れを知っている人は、「どこでへらせるか」「どこでためられるか」をよく知っています。 そうすると、少しずつ貯金ができるようになります。

最後に、お金にふりまわされなくなります。 たとえば、「給料きゅうりょうが入った!」といって、すぐにぜんぶ使ってしまう人は、お金の流れを知らない人です。 ですが、お金の流れがわかる人は、給料が入っても、「このぶんは貯金にしよう」「このぶんは楽しいことに使おう」と計画けいかくをたてられます。

お金の流れを見えるようにしよう!

お金の流れをつかむために、できることは何でしょうか?

いちばん簡単なのは、「家計ぼ(お金のノート)」をつけることです。 ですが、ノートをつけるのが苦手なら、スマホの「家計ぼアプリ」を使ってみるのもよいでしょう。 どんな方法でもよいので、お金の入り口と出口をしっかり見る ことが大切です。

お金の流れをつかめるようになると、お金に対するふあんが減ります。 そして、もっと上手に使えるようになります。 今日から少しずつ、お金の流れを意識いしきしてみましょう。

まとめ

  • お金の流れは「入るお金(収入)」と「出ていくお金(支出)」にわかれる
  • 収入は、仕事の給料やおこづかいなどがある
  • 支出には、くらすためのお金・楽しむためのお金・未来のためのお金がある
  • お金の流れを知ると、むだづかいがへり、貯金がしやすくなる
  • お金を上手に使うには、家計ぼをつけて流れを見えるようにすることが大切

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