お金をためたいけれど「なかなか続かない」「気づいたら使ってしまう」と思うことはありませんか? お金をためるには、ちょっとしたコツがあります。むずかしいことをしなくても、少しの工夫でお金をためられます。
今回は、簡単にできる4つの貯金方法を紹介します。それは 銀行でためる方法・封筒でためる方法・アプリでためる方法・自動積立でためる方法 です。どの方法も、それぞれの良いところがあります。自分に合った方法を見つけて、楽しく貯金を始めましょう!
銀行でためる方法
銀行でお金をためるのは、とても安全な方法です。お金を家に置いておくと、つい使ってしまうことがあります。でも、銀行に入れておけば、簡単におろさないかぎり、使うことはありません。
銀行の良いところは、貯金用の口座を作ることができることです。たとえば、普段、使う口座と、貯金用の口座を分けておくと、使いすぎをふせげます。
また、銀行によっては「定期預金」という仕組みがあります。これは、一定の期間、お金を引き出せないかわりに、少しだけ利息(お金のふえる分)がもらえる仕組みです。「しばらく使う予定のないお金」をためておくのにぴったりです。
銀行でお金をためるポイントは「給料が入ったら、すぐに貯金用の口座にお金を入れる」ことです。あとで入れようと思っていると、つい使ってしまうことがあります。先に貯金するクセをつけると、しぜんとお金がたまっていきます。
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利息は、銀行にお金を預けたことに対するお礼だよ!でも、日本は、このお礼がとても少ないんだ…汗 → 例 0.13%など
封筒でためる方法
封筒を使った貯金方法は、とても簡単です。銀行口座を使うのが苦手な人や、お金の管理を目で見てわかりやすくしたい人におすすめです。
やり方は、とてもシンプルです。何枚か封筒を用意して、それぞれに目的を書きます。たとえば、「家賃」「食費」「貯金」「遊びのお金」 などです。給料をもらったら、それぞれの封筒に決めた金額を入れます。
貯金用の封筒は、なるべく手をつけないようにしましょう。「この封筒には、絶対にさわらない」と決めておくと、しぜんとお金がたまっていきます。
封筒貯金のよいところは「どれくらいお金があるのか、一目でわかること」です。お財布にお金があると、つい使ってしまいますが、封筒に分けておけば、「これは使っていいお金」「これは使えないお金」とはっきりわかります。
アプリでためる方法
スマホのアプリを使うと、簡単に貯金を続けることができます。最近は、貯金専用のアプリがたくさんあります。銀行の口座と連動して、自動でお金をためるアプリや、ゲーム感覚で貯金ができるアプリなど、いろいろな種類があります。
アプリを使うメリットは、「スマホでいつでもお金の管理ができること」です。たとえば、「今月いくら貯金できたかな?」とすぐにチェックできます。
また、「おつり貯金」という機能があるアプリもあります。たとえば、「コーヒーを150円で買ったとき、200円払ったと考えて、50円を自動で貯金する」という仕組みです。こうすると、無理なく少しずつお金をためることができます。
アプリを使うと、「貯金をするのを忘れた!」ということがなくなります。スマホがあれば、どこでも簡単に貯金ができるので、便利に続けることができます。
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例えば、人気の家計簿アプリには、家計簿マネーフォワード、家計簿Zaimなどがあるよ!
自動積立でためる方法
自動積立は「毎月決まった金額を、勝手に貯金してくれる仕組み」です。自分で毎月お金を入れるのを忘れやすい人や、意志が弱くて貯金が続かない人におすすめです。
銀行のサービスの中には「自動積立」ができるものがあります。たとえば、「毎月5000円を貯金用の口座に移す」という設定をしておけば、何もしなくても勝手に貯金できます。
この方法の良いところは、「気づかないうちにお金がたまること」です。貯金をしようと思っても「今月は余裕がないからやめておこう」と考えてしまうことがあります。でも、自動で貯金されるなら、そんなことを考えずにすみます。
また、会社によっては、「お給料から自動で貯金する」仕組みを使えることもあります。給料が振り込まれるときに、決まった金額を別の口座に入れる方法です。こうすると、貯金をする前にお金を使ってしまうことがなくなります。
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例えば、SBI銀行、楽天銀行、ソニー銀行には、毎月、自動的に積立貯金ができる仕組みがあるよ!一つの口座の中で目的別(例:税金支払い用、車の購入用など)の口座を作れる所もあるよ!
どの方法が自分に合っているか?
貯金の方法には、それぞれよいところがあります。銀行を使うと、安全にお金をためることができます。封筒を使うと、目で見て管理しやすくなります。アプリを使うと、スマホで簡単に貯金ができます。自動積立を使うと、何も考えなくてもお金がたまります。
どれがよいかは、人によって違います。「この方法なら続けられそう!」と思うものを試してみましょう。いちばん大切なのは「少しずつでも続けること」です。
まとめ
- お金をためる方法には、銀行・封筒・アプリ・自動積立 の4つがある
- 銀行 は、安全にお金をためられるが、おろしすぎに注意
- 封筒 を使うと、どれくらいお金があるのか目で見てわかる
- アプリ を使うと、スマホで簡単に貯金ができる
- 自動積立 を使うと、何もしなくても勝手にお金がたまる
- どの方法がよいかは、人によって違うので、自分に合った方法を選ぶ