明細書(めいさいしょ)にくわしくなろう。
毎月の生活で、いろいろなお金のやりとりがあります。たとえば、電気や水道(すいどう)の料金(りょうきん)、クレジットカードの支払い、銀行(ぎんこう)からの引き出し(ひきだし)などです。これらのお金のやりとりを記録(きろく)した紙やデータを「明細書(めいさいしょ)」といいます。
明細書をしっかり確認することで、まちがった請求(せいきゅう)がないかチェックしたり、毎月の支出(ししゅつ)を見直したりすることができます。
請求書(せいきゅうしょ)とは?
請求書(せいきゅうしょ)とは、お店や会社が「○○円を支払ってください」と知らせる紙やデータです。たとえば、携帯電話(けいたいでんわ)の会社から毎月の利用料(りようりょう)の請求書が届きます。請求書には、支払いのしめきり日や、どこで支払うかが書いてあります。
請求書は、支払いを忘れないように確認することが大切です。もし、請求金額(せいきゅうきんがく)にまちがいがあると思ったら、すぐに会社に問い合わせます。
銀行取引明細書(ぎんこうとりひきめいさいしょ)とは?
銀行にお金をあずけたり、ATMでお金を引き出したりすると、その記録(きろく)が銀行取引明細書(ぎんこうとりひきめいさいしょ)にのこります。この明細書を見れば、自分がどのくらいお金を使ったのか、どれくらいお金が残っているのかがわかります。
明細書を確認することで「知らないお金の引き出しがないか」「口座(こうざ)のお金がちゃんとあるか」をチェックできます。最近は、スマートフォンやパソコンでかんたんに明細を見ることができる銀行もふえています。
クレジットカードの利用明細書(りようめいさいしょ)とは?
クレジットカードを使うと、あとからカード会社が「○月○日に○○でいくら使いました」といった記録(きろく)を送ってくれます。この記録を利用明細書(りようめいさいしょ)といいます。
利用明細書をチェックすることで「ちゃんと自分が使った分だけ請求されているか」「使いすぎていないか」を確認できます。もし、自分が使っていないのにお金が引かれていたら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
明細書を確認するメリット
明細書をこまめにチェックすると、次のようなメリットがあります。
- 使いすぎを防げる。
- まちがった請求を早く見つけられる
- 不正利用(ふせいりよう)にすぐ気づける
- 毎月のお金の流れを把握(はあく)できる
まとめ
- 明細書 はお金のやりとりの記録なので、毎月しっかりチェックする
- 請求書 はお金を支払うための通知(つうち)で、まちがいがないか確認する
- 銀行取引明細書 はお金の出入りを記録した物で、口座のお金の管理に役立つ
- クレジットカードの利用明細書 は、カードでの買い物の記録で、使いすぎや不正利用を防ぐために重要