住民票じゅうみんひょうとは?何に使うもの?
住民票は、自分がどこに住んでいるかを証明する書類です。引っ越しや学校の入学手続き、銀行で口座を作るときなど、さまざまな時に必要です。ふつうは市役所や区役所でとるものですが、最近ではコンビニでも発行できます。
「平日に役所に行く時間がない」「人が多くて待つのがいや」人は、コンビニでも住民票をとれることを覚えておきましょう!
コンビニで住民票をとるために必要なもの
コンビニで住民票をとるためには「マイナンバーカード」が必要です。このカードがないと、コンビニでの手続きはできません。まだ持っていない人は、市役所で申し込みをします。
マイナンバーカードを使うときには、設定した「暗証番号(パスワード)」が必要です。暗証番号は、カードを作ったときに自分で決めたものです。3回まちがえるとロックがかかり、解除するには市役所に行く必要があります。
住民票をコンビニでとる方法
コンビニで住民票をとるための手順を紹介します。
1.コンビニに行く
全国の大手コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)で発行できます。まずは最寄りのコンビニへ行きましょう。
2.マルチコピー機をさがす
店内にある「マルチコピー機」と呼ばれる大きな機械を使います。この機械はコピーだけでなく、住民票の発行もできる便利なものです。
3.画面で手続きする
タッチパネルを使って「行政サービス」を選び、その中にある「住民票の写し」を選びます。
4.マイナンバーカードをセットする
機械の指示にしたがって、マイナンバーカードをセットします。その後、暗証番号(パスワード)を入力します。
5.必要な情報を入力する
住民票が必要な人の情報を入力します。コンビニでは、自分の住民票しかとることができません。家族の住民票が必要な場合は、市役所に行きましょう。
6.手数料を支払う
手数料は300円くらいのところが多いです。現金か、コンビニによっては電子マネーで支払えます。
7.住民票を受け取る
支払いが完了すると、マルチコピー機から住民票が印刷されて出てきます。これで手続き完了です!
コンビニで住民票をとるときの注意点
コンビニで住民票をとるときに、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
マイナンバーカードが必須
マイナンバーカードを持っていないと、コンビニでは住民票をとることができません。作るには時間がかかるので、早めに申し込んでおくとよいでしょう。
暗証番号の入力ミスに注意
暗証番号を3回まちがえるとロックがかかり、市役所で解除してもらわないと使えなくなります。心配な人は、事前にメモしておきましょう。
家族の住民票はとれない
コンビニでは、自分の住民票しか発行できません。家族の分が必要な場合は、市役所で手続きが必要です。
利用できる時間に注意
コンビニの住民票発行サービスは、朝6時から夜11時まで利用できることが多いです。ただし、年末年始など特定の日は使えない場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
- 住民票は市役所だけでなく、コンビニでもとれる
- マイナンバーカードと暗証番号が必要
- マルチコピー機を使ってかんたんに発行できる
- 手数料は300円くらいで、市役所より安いこともある
- 家族の住民票はとれないので注意
- 朝6時から夜11時まで利用できるが、年末年始などは使えないことがある