保険(ほけん)に入りすぎていませんか?
「なんとなく心配だから」
「すすめられるままに入った」
「保険が多い方が安心できる」
こんな理由で、必要以上に保険に入っていませんか?
保険は、もしもの時に役立ちますが、入りすぎるとムダな出費 になります。
この記事では、ムダな保険を見直す方法 をわかりやすく説明します!
まずは保険を全部書き出してみる
「自分がどんな保険に入っているのかわからない」
「毎月、いくら払っているのか意識していない」
こんな人は多いです。まずは、入っている保険をすべて書き出しましょう!
- 生命保険
- 医療保険
- がん保険
- 学資保険
- 自動車保険
- 火災保険
- 個人年金
など、どんな種類の保険に入っているのか を確認することが大切です。
保険料が家計の負担になっていないか?
毎月の保険料は、収入の5~10%以内 が目安といわれています。
「収入が25万円の人なら、2.5万~3万円くらい」
これ以上、保険にお金をかけているとしたら、入りすぎの可能性が高い です。
家計のバランスを考えて、ムダな保険をへらすことも大事 です。
ムダな保険のチェックポイント
1. 似たような保険に入っていないか?
保険には、重なっている内容 があることがあります。
たとえば、
- 生命保険とがん保険 → がん保険は、生命保険の特約でつけられることもある
- 医療保険と入院保険 → 入院したときに出るお金が、どちらの保険にも含まれていることがある
このように、同じような保障を二重に持っているとムダ になります。
2. 使う可能性が低い保険に入っていないか?
「この保険、本当に自分に必要?」と考えてみましょう。
たとえば….
- 働いている人向けの保険に、退職後も入っている
- 独身なのに、家族向けの高額な生命保険に入っている
- 貯金が十分にあるのに、医療保険にたくさん入っている
これらの保険は、本当に必要かどうか考え直す ことで、保険料を減らせるかもしれません。
3. 高額な保険に入りすぎていないか?
保険料が高いほど、良い保険とは限りません。
- 家族がいないのに、数千万円の生命保険に入っている
- 医療費が安いのに、高額な医療保険に入っている
- 特約(オプション)が多すぎる
このような場合、本当に必要な部分だけ残して、保険料を下げることを考えましょう!
ムダな保険を減らすときのポイント
1. いらない保険を解約する
「もう必要ない」と思う保険は、解約を検討しましょう。ただし、解約すると損をする場合もある ので、契約内容をよく確認してから決めましょう。
2. 保障内容を見直す
保険は、ライフスタイルによって必要な内容が変わります。
- 独身のときに入った保険を、そのままにしていないか?
- 家族が増えたのに、保障が足りていないことはないか?
- 貯金が増えたのに、手厚い医療保険に入りすぎていないか?
定期的に、自分に合った保障になっているかチェックすることが大切 です。
3. 保険を一本化する
同じような保険に複数入っているなら、1つにまとめると、保険料をへらせる ことがあります。
たとえば、
- 医療保険とがん保険をセットにする
- 生命保険の特約を活用する
こうすることで、ムダをなくして保険料を節約 できます。
4. 保険を見直すタイミングを決める
保険は、一度入るとそのままにしがちですが、定期的に見直すことが大事 です。
- 就職・転職するとき
- 結婚・出産したとき
- 住宅を購入したとき
- 子どもが独立したとき
こうしたタイミングで、自分に合った保険になっているか確認しましょう。
まとめ
- 保険に入りすぎると、家計の負担が大きくなる
- まずは、入っている保険をすべて書き出す
- 同じような保険に入っていないかチェックする
- 必要ない保険は解約を検討する
- 定期的に保険を見直して、ムダを減らすことが大切!